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弁護士が名刺を作成する上で注意すべき点

弁護士のアイテム

弁護士の方が今の事務所を独立しようと考えた時,事務所の立ち上げにかかる準備物がいくつかあります。

その中でも名刺については,独立前は所属事務所が作成してくれることが多いと思いますが,独立して事務所を設立する際には,当然自分で作成する必要があります。

本記事では,弁護士の方が名刺を作成される際に,気をつけておくべきポイントについて解説します。

名刺の必要性

改めてにはなりますが,弁護士の方が顧客に名刺を渡すことが果たす機能を考えてみましょう。

業種に関わらず一般的に,名刺は,挨拶も兼ねて相手に自分を印象付けるきっかけとして活用されます。

そして,弁護士業に関しては,上記に加えて,弁護士資格を有していることを示し,信頼感を抱いてもらうことに役立ちます。また弁護士にとっては,名刺の情報をもとに将来の案件獲得につながる可能性もあり,営業面のツールとして名刺は必要不可欠なものです。

名刺を作成する際のポイント

実際に名刺を作成する際に,気をつけるべきポイントについて説明します。

デザイン

記載する情報

まずは,名刺にどのような情報を記載するかを検討しましょう。

氏名や事務所名などの必須項目に加えて,下記のような情報を含めることも考えます。

  • 顔写真
  • ホームページのQRコード
  • 経歴
  • 実績
  • 理念
  • 著書・メディア記事

これらの情報を名刺に載せることには他の弁護士と差別化を行えるだけでなく,時間が経っても顧客の記憶に印象残りやすいというメリットがあります。

ただし,あまりにも情報を詰め込みすぎると,レイアウトが難しくなってしまうため,後述の裏面を使うことも検討しながら,まずは記載したい情報をメモしておきましょう。

配色

配色については,「誠実」や「信頼」といったイメージがある青系が無難かと思います。「安全」というイメージがある緑系も選択肢に入ります。また,まとまりやすいモノトーンのみで構成するのも一つの手です。

逆に,赤色や黄色には「活動的」というイメージがあり,弁護士という職業に対しては少し軽い印象になってしまう恐れがあるため,使用する場合はワンポイント程度に押さえておくと良いと思います。

レイアウト

レイアウトについては,奥が深い領域ですが,少なくとも整列と近接を意識するだけでも大丈夫だと思います(下記画像参照)。見えない線で整列をさせるイメージで,類似の情報(住所,連絡先など)はグループ化して近接させると,なんとなくまとまりが良いデザインになると思います。

記載する情報が多いと,表面一面のみでは煩雑なレイアウトになってしまうため,裏面も活用することを検討してください。座右の銘などのような,ご自身のパーソナリティを表すような情報は裏面に持っていくなどの工夫が考えられます。

ただし,連絡先などの重要な情報は表面にしっかり記載するようにしましょう。

紙質

名刺の紙質に関しては,基本的にオンラインで名刺を作成,発注することが多く,名刺が届いてから気づくことが多いと思います。

一般的によく使われる紙質は下記のようなものです。

  • 光沢紙:発色・光沢感は良いです。ツルツルした手触りです。
  • マット紙:印刷された文字が読みやすく,文字情報が多い名刺におすすめです。
  • ケント紙:書き込みをするのに適しています。

紙質にこだわりたい方は,下記のようなものもおすすめです。

  • 高級紙(ヴァンヌーボ):ザラザラした手触
  • 和風紙:和紙のような独特な風合いです。模様を活かしたシンプルなデザインにマッチします。

サービスごとに選択できる紙質のオプションが変わりますので,気になる方は確認してください。

作成スピード

「準備を忘れていた…○日後に名刺が必要だけど間に合うだろうか…」

余裕を持って準備されていることを願っていますが,このような状況に置かれてしまった方もいらっしゃると思います。

そうでなくとも,発注から配送されるまでの納期はサービス・業者によってまちまちですので,最短日数や納期による費用の変化を確認しておきましょう。

なお,後にご紹介しますが,ラクスルの場合は受付から最短1営業日で発注可能なため,冒頭のような状況の方は是非ご利用ください。

作成コスト

最後に作成にかかる費用を比較しましょう。個人的な感覚ですが,特に質にこだわらない場合はどのサービス・業者を選んでも費用に大きな差はないイメージです。

一方で,紙質を変更するなどはオプション料金になるため,少し注意して金額差を比較した方が良いと思います。

名刺作成サービス比較

上記を踏まえ,名刺作成サービスをいくつかご紹介します。

ラクスル

激安ネット印刷で有名なラクスルです。個人的にもよく利用しているサービスです。

最小部数は100部で499円〜と格安なので,仕上がりを確認するための試し刷りも発注しやすいと思います。

また先程,作成スピードの項でも少し触れましたが,受付から最短1営業日で出荷ということで,急いでいる際にも安心して名刺を作成することができます。

名刺のデザインは,ラクスルのサービス内のデザインツールで作成することもできます。サンプルデザインもあるので安心ですね。

ビスタプリント

続いてはビスタプリントです。

こちらも,100部1,628円〜(プレミアム名刺)と安く,「エクスプレス出荷」という,納期を早めるサービス(330円)を利用すれば,翌営業日までに発送してくれるようです。

クラウドワークス

名刺作成サービスではないのですが,デザインを作成する際に手助けとなるサービスとして,クラウドワークスをお勧めします。

クラウドソーシングサービスと呼ばれるサービスの一つで,フリーランスの方などのワーカーに安くデザインの作成依頼を行うことができます。

おすすめの発注方法はコンペ形式です。数万円で幾つもの名刺デザイン案を募ることができます。自分でデザインを作成することはスキルやセンスを必要としますが,いくつかのデザイン案から採用するものを選べば良いだけですので,とても簡単でおすすめです。

まとめ

弁護士の方が名刺を作成する際に気をつけるべきポイントについて解説しました。

独立の準備を進めている方の参考になれば幸いです。

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